KISOPASSができるまで
1.木曽のヒノキを受け取る
KISOPASSに使っているのは、家を建てる際に残った木曽のヒノキです。
小さく不揃いで、節や木目にも違いがあるため、住宅材として活用することが難しかった端材です。
「もったいない。ヒノキだから、いい木だぞ。」
村上工務店の村上会長のこの言葉が、端材の価値に目を向けるきっかけになりました。
KISOPASSでは、節や木目の違いを一枚ごとの個性として生かし、木曽ヒノキの端材を旅の体験という新しい価値に変えています。
そして、木曽木造住宅推進協議会会長である森本建設の森本社長に活動へ共感いただき、ヒノキの端材を提供していただいています。
2.地域の人の手で、木札にする
不揃いなヒノキの端材は、福祉事業所「みやまの家」で一枚ずつ木札へ加工されています。
端材を生かすことが地域の仕事につながり、そこで作られた木札が、旅人と木曽をつないでいきます。
3.旅人の名前を書く
木曽福島駅前のKISOPASSショップで、旅人の名前を聞きます。
名前をカタカナにして、まず和紙に書き、その後、一枚ずつ木札に書き入れます。
同じ名前でも、同じ木目、同じ文字のKISOPASSはありません。
4.KISOPASSを持って木曽を歩く
完成したKISOPASSを首から下げ、木曽の町へ出発します。
名前を呼ばれる。会話が始まる。知らなかった店や場所を紹介してもらう。
一本の木札が、旅人と木曽をつなぐきっかけになります。